引っ越し後しばらく経った今だからわかる、やっておきたかった3歳児の心のケア7選(3歳2カ月)

引っ越し前に子供のケアについて保育士さんとも相談し、心づもりはしていたsigmarose家。しかし引っ越し後、3歳なりたて娘がホームシックに。結局は時間が解決してくれましたが、気を付けていたことや、もっと積極的にやっておきたかったことをまとめました。

 

 

話を聞く(聴く)、反復する 

何か言い始めた時、その時の言い方がワガママや口ごもっていても、作業をやめて向き合って聞きます。そして「~なんだね」と言ったことをそのまま反復したり「そうなんだね」と受け止めることです。
私sigmaroseは、特に娘の機嫌が悪い時に意識しないと上手くこれが出来ないので、気をつけています。引っ越し直後は受け止めてもダメな時が多かったですが、時間が解決してくれました。今は傾聴のほかに、こちらからお話をリクエストすると、空想を織り交ぜて好きに話してくれるので、それも「うん、うん」と聞いています。
 

寝る前に毎日ハグし、愛情を言葉で伝える

これは保育園に通わせていた頃から、ずっとやっていることです。

寝る前にぎゅーっとして「大好きだよ」「大事だよ」「リカ子はお父さんとお母さんの宝物だよ」と伝えています。
また、今日あった出来事についてお話したり、えらかったことを褒めたりしています。その時に褒めて、寝る前にも褒めるのが良いです。当たり前にできたことでも、母が良いと思ったら褒めます。
 

新しい家での楽しい(美味しい)思い出を沢山つくる

引っ越し後しばらくは「前のお家に帰る」と泣いて家から出ようとしてました。お菓子や楽しい遊びで、今の家にも沢山楽しいことがあるということを実践してあげると少し効果がありました。引っ越し後の片付けもままならない状態で怒ってばかりの毎日でしたが、先輩ママから気づきを与えられ、それからは、わりと甘めに接しています。
「前のお家がいい」は、2ヶ月経った今でもたまに言います。今は「そうだね、帰りたいね、お母さんも帰りたいな」と傾聴・共感をしつつ別の遊びに誘っています。
 

近くの公園やお買い物スポットを探して一緒に行く

昼間は出来るだけ外に出て、一緒に遊ぶのが良いです。ある程度土地勘が出てきたら買い物も一緒に行くと良いです。外に出られない時は部屋のお掃除(特に雑巾がけ)に誘うと楽しんで手伝ってくれました。以前からよく行っていた西松屋などのチェーン店が近くにあったのも娘の安定に一役買ってくれました。おもちゃやお菓子買って攻撃はひどくて、引っ越しを機会にデビューしてしまったお菓子もあります。
 

家の中に作品を飾る、母が書いているところを見せ、それを飾る

多くのご家庭で普段からお子さんのお絵かき等を飾っていると思われますが、引っ越し直後は子供が遊びたがるおもちゃすら探し回る、という状況で、お絵かきを飾ることをついつい後回しにしていました。引っ越しで余った養生用のガムテープでも何でも良いので、壁に貼り付けるとよいです。また、母が娘に書いてとせがまれたものも一緒に飾りました。他には、土日に行った動物園や水族館でもらった紙もの(ポストカードやスタンプ用紙)も飾りました。
 

トイレに好きなキャラクターを貼り付ける

トイトレ中だったので、当然トイトレが後退することは目に見えていました。
そこで、娘のやる気を引き出しトイレが怖くないように、好きなキャラクターを壁に貼り付けたり、台をキャラクターグッズを使って自作しました。材料は市販品じゃなくても、幼児雑誌やアンパンマン肌着の包装に使われているイラストを切り取って貼り付けるだけで十分でした。
トイトレの記録はこちら

おもちゃを飾るスペースを作る

 娘の細かなおもちゃを飾るスペースを空けて、好きなだけ飾っていいことにしました。そのスペースでごっこ遊びをしたりして、喜んでいる様子でした。所有物は自分の分身のようなものなので、娘の居場所を新居で作るためにも、部屋を整えたり、おもちゃスペースをつくることは大事でした。
 

最後に

以上、「魔の2歳児」から「悪魔の3歳児」の過渡期であった頃の、3歳なりたて娘の心のケアについて書いてみました。お子さんやご家庭ごとに違った問題や解決方法があると思います。我が家の場合として参考になりましたら幸いです。
 
 
子育ては時間が解決してくれることが多いですが、今回もそうでした。引っ越し直後は、声を枯らすほど泣いていたホームシックも、時間の経過とともに徐々に落ち着きました。
大人自身も環境が変わることでのストレス、整理整頓をしなくてはいけない忙しさもありますが、ぜひ、子供の心に寄り添ってあげてください。きっと親子の絆がぐっと深まりますよ。
 
 

引っ越しが楽しくなる絵本

引っ越しが楽しくなる絵本をご紹介します。

14ひきのひっこし

森に暮らすねずみの大家族、14ひきシリーズのうちの一冊です。季節は秋。木の中におうちを作って、川から水をひきます。

 

 

とんことり

「ぼくはあるいたまっすぐまっすぐ」の挿絵や、「こんとあき」、「あさえとちいさいいもうと」の筒井頼子さんの作品です。

 
 
 
 
 
 
 

 

にほんブログ村 健康ブログ 30代の健康へ にほんブログ村 子育てブログへ にほんブログ村 子育てブログ 2016年早生まれの子へ