【読書メモ】母は半信半疑?!ヨコミネ式「天才は10歳までにつくられる」
普段、幼児教育関係の本をあまり読まないので的外れなことを言っているかもしれませんが、横峯吉文さんの著書「天才は10歳までにつくられる~読み書き、計算、体操の「ヨコミネ式」で子供は輝く!~」を読んだ感想です。
横峯吉文著「天才は10歳までにつくられる~読み書き、計算、体操の「ヨコミネ式」で子供は輝く!~」
天才をつくるって?母は少し懐疑的
タイトルには少し疑問を感じたのですが、サブタイトルには納得。答えは本書の中にありました。早速影響を受けたので、忘れないようにメモしておきます。
わが子が天才に‥?ワクワク、と思って読むと、期待を裏切られます。天才というより、自発性のある賢い輝く子、というイメージ(すみません、私感です)でご自身の教育者としての経験を元に語ってらっしゃいます。
私の中で天才といえば生まれ持った才能に恵まれていて、海外の有名大学からもオファー殺到とかのイメージがあったので、その点は引っかかりながら読みました。しかし、本書に書かれていることは、どれももっともな考え方で納得でした。
お勉強だけじゃなく様々な分野(スポーツや芸術やお子さんの好きな分野)で伸びていくために、自分で学ぶ姿勢が大事で、子供は元々知りたい・上手くなりたい思いと、どんどん吸収する能力を持っているから、学習においても親が芽を摘まずに、義務教育が始まる前に自学自習を習慣にしておくといいよ、ということでした。
おっしゃる通り学校の勉強は画一的で面白いとは言えないし、個人に合わせて進めてくれるわけではないので、我が家の場合もどこかでフォローが必要になってくるでしょう。就学前の今のうちから対策できるのであれば真似したいと思いました。興味のあることを自ら学ぶのは、本来の人の姿でもありますね。
娘が3歳になってから、今後の育児方針について悩んだり、母自身のことがちっとも出来ない子育てにイライラしていたので、就学前の今のうちに読めて良かったです。できれば2歳半くらいの3歳になる前に読みたかったです。
成果を急いだり過剰に期待することは逆効果だと思うので、取り入られそうなところはゆるく取り入れてみたいと思いました。
また、どのように子供の力を伸ばせば良いか具体的に書いてあった点が、とてもためになりました。男の子と女の子の性差による違いや進め方についても参考になりました。我が家はお手伝いを結構させているので心配なこともあったのですが、女の子の母性についての記述を見て少し安心しました。
我が家に取り入れられそうな事まとめ
忘れないように、取り入れられそうな部分のみ自分なりにまとめておきます。
- 読み…読書。3歳を過ぎて読みを覚え始めた場合は読み聞かせは必要ない、自分で読ませる。
- 書き…ヨコミネ式95音に沿った書きの練習
- 計算…100ます計算
- 体操…ストレッチ、ブリッジ、逆立ち(歩き)、毎日10分のランニング
- 聞かれるまで親からは手取り足取り教えず、知りたい気持ちを大事にする。
- 競争心を利用して楽しく。
- ゲーム感覚で毎日各20分の上記の読み・書き・計算、ピアノ(我が家の場合)
- 英語のリスニング、歌
- ピアノ(ピアニカ、鍵ハ)は最初から簡単な曲を教えると楽しくなる。基礎練習の大事さが自然とわかってくる。
割とやっていそうなことですが、毎日少しの時間続けるのが大事だそうなので、短時間なら負担も少ないですし、親子で楽しんですれば良いので面白そうです。娘のわがままに怒ってばかりの毎日よりは良さそう…と思って早速今日から意識してみようかな。我が家は習い事をさせない方向なので、時間を有意義に使うためにも良さそうです。
「読み」については、なんてタイムリー!最近、寝かしつけで絵本を読ませてくれなくなったので、今のリカ子にぴったりです。ここでも親が強要しないことがポイントなので、あとは待ってれば自発的に読み始める時期なのかもしれません。まだ判断はできかねていますが。本書では自分で読ませることのみを勧めていますが(自発性を高めるため)、私としては読み聞かせはまだまだ続けていきたいのです。娘の拒否がある場合は、これもまた無理強いはしないようにしようと思います。
ヨコミネ式95音や100マス計算は初めて知りました。私は幼児教育に疎いので、どんなものかという理解も進めていきたいです。いろんな意見があると思うので、他の方のブログを参考にさせてもらいます。
我が家のような一般家庭にこそ一読をオススメ。ただしこれが全てではない
教育に熱心なご家庭や天才に興味のあるご家庭は、きっと、もっとすごい英才教育や習い事を当たり前にしていると思います。なので、我が家のような一般家庭で子育てにイライラして上手くいかない、というご家庭にこそ読んでもらいたいです。
ポイントは、子供の集中力は20分(うちはもっと短いかも)、無理やりさせない、決して悪いイメージを持たせない、やらせようとするとやらない・やってほしくないことをするので、別にしなくてもいいけど…というスタンスを持つ、子供は競争で頑張れる、などなどです。
上記のポイントは、お勉強だけでなく生活習慣にも活かせると思いました。普段から何気なく感じていることではありましたが、こうして文章にされているのを見ることで、納得し、より子育てを楽しむためのヒントになりました。ここで表面的なことを書いても誤解を招きそうなので、取り入れる場合は、一読して理解したうえで取り入れてみてくださいね。
天才は10歳までにつくられる―読み書き、計算、体操の「ヨコミネ式」で子供は輝く!
- 作者: 横峯吉文
- 出版社/メーカー: ゴルフダイジェスト社
- 発売日: 2007/04/01
- メディア: 単行本
- 購入: 17人 クリック: 94回
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最後に
読後に知ったのですが、プロゴルファー横峯さくらさんの叔父さんでした。
〇〇式って聞くと、名前は有名だけど理解できなかったり、怪しさがただよって半信半疑だったりするのですが(ネットでも賛否両論ありますよね)、要はどれだけ自分(や我が子)に合った方法に落とし込めるかだと思います。
私はとくに教育熱心な母親では無いのですが、新しいことを取り入れてとにかくやってみるという向こう見ずな所があります。訳のわからない初めての育児も、様々な方のネット記事を参考にさせて頂きながらトライアンドエラーで何とか3歳までこぎつけました。まだまだ先は長いですが。ブログのタイトルもここからきていて、とにかく挑戦してみる、上手くいかなかったらまた考えるという、まさに行き当たりばったりな育児です。人によっては行動力がある、などと評価を頂くこともありますが、単なるミーハーです。本書も軽い気持ちで読んでみたら見事に影響を受けてしまいました。
あまりそれだけに傾倒したり、よく知らないのに表面だけをひたすら真似するのも、やり直しがきかない育児だけに怖いものがあります。英語育児に関してもそれは言えると思います。我が家はそこまで心配するほど真面目に取り組んでいるわけではないのですが、熱が入りすぎて娘に悪影響を及ぼすことは避けたいので、今後もそこは肝に銘じておきます。
雑記
今日のごはん、おやつ
- 夏おでん
- 豆パン、さつまいも甘煮、牛乳
牛スジを見つけたので、夏おでんにしました。冷房や雨で冷えた体に良いかな?と思って。パパは自家製おでんが大好物。リカ子もおでんの大根が大好きです。味付けが適当でも煮込むと美味しくなるのが良いところです。昨日の朝から仕込んで、食中毒が怖いので一晩お鍋ごと冷蔵庫に保存し、今日も朝からコトコト煮ました。とろとろの牛スジが最高。
今日の筋トレ、娘はさっそく体操
- 腹筋・背筋・腕立て伏せ・スクワット各20回
- おでこ・口周り・ゴルゴ線対策 各20回
- 娘はストレッチ、逆立ち歩き導入、ブリッジ導入
さっそくリカ子の体操もやってみました。本人は楽しんでいました。もともと踊りなど体を動かすことは好きなので。「お母さんとどっちが長くできるかな」などと競争しながら、遊び感覚でやってみました。リカ子は母にも逆立ちさせようと私の足を持ち始めたりして…母も楽しかったです。ブリッジも久しぶりにやってみると体がキツイ!腰痛に気をつけなければ。
今日の寝かしつけ絵本(6:30起床、19:30開始~20:30就寝)
- おつきさまこんばんは(英語)/ 林明子
寝かしつけ絵本ついに卒業かな?と思っていたところ、目新しい本だと割と読ませてくれるようです。でも最終的にワガママを通したくて癇癪を起こし始めたので、隣で何も言わずに放っておいたら寝付きました。
「おつきさまこんばんは」は、リカ子が原本も大好きな絵本です。英語の絵本は、易しめのものから始めようと思い、聞かれたときに訳もできるように、母も知っているこの絵本をチョイスしてみました。
おつきさまこんばんは 英語版―Good Evening Dear Moon (with CD)
- 作者: 林明子,Mia Lynn Perry
- 出版社/メーカー: アールアイシー出版
- 発売日: 2004/05/15
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 2回
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CDの内容は短いです。なのでリピート再生機能があるプレイヤーで寝付くまで延々とかけておきたい、と思いました。我が家のプレイヤーは、ボタンが多くすべて英語なので使いこなせていません(汗)
そういえば、早めに寝るようになってから、お月様をゆっくり眺めることがなくなっていました。夕暮れ時も室内にいる事が多いので、お月様の存在を忘れていたなぁ。梅雨が明けたらベランダにレジャーシートを敷いてお月見をしようっと。忘れてましたがその前に七夕ですね。お月様を題材にした絵本、他にも探したいです。
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