読書メモ 「子どもを伸ばす「なぜ」の聞き方・答え方―6歳までの創造性教育法」、「ビリギャル」

最近読んだ本の感想です。

ビリギャル

ビリギャル、流行っていた時はふーんという感じだったのですが、子供の教育を意識しだしてから気になり始め。今回、読んでみました。ビリギャルさん本人の回顧録かと思っていたのですが、塾の先生が書いた本だったんですね!冒頭から、ギャルと先生の漫才のようなネタが面白く、一気に読めました。

 

坪田先生の学習方法で、わが家に取り入れられそうなことは…

歴史の学習方法。学習漫画や歴史ドラマを見て学ぶ。これは、受験の最中に読み直す時間はなさそうなので、小学生高学年くらいから、歴史マンガを本棚に揃えておいたり、歴史ドラマを親が見て楽しんでおくとよさそうです。

 

最終的には、難関校に合格するためには、睡眠時間を削って学習するほどのやる気が必要なんですね。。そこはやはり本人次第なので、親が出来ることは、こどもが突飛なことを言い出しても、全面的に応援することかな。 

 

「子どもを伸ばす「なぜ」の聞き方・答え方―6歳までの創造性教育法」

最近、3歳半の娘リカ子の質問や言動にたじたじの私。子供の時って大人とは違うものの捉え方をするので、親に理解されないことが悲しかったりとか、そういう経験は私もあります。そういった感覚は、なぜか大人になると忘れてしまい、つい娘に対してイライラしちゃうのだけれど。本書には具体的な模範解答が書かれていて役立ちそう!と思って読んでみました。

子供の質問を軽く流したり笑ったせず、どうしてそう思ったのか、どう思うのか聞いたり、子供が興味の幅を広げやすいようにわかりやすく教えると良いよ、ということでした。

 

ほんの一例ですがご紹介すると、「あのおばあさん、髪が白いね」などの少し困った質問も、「みんな年をとると白くなるんだよ。色々な髪の色の人がいるね」などと、一般化して答えると、おばあさんにも失礼にならないし、子供の視野が広がるとのこと。 

子供とのやり取りだけでなく、創造性を育むことについても沢山取り上げられており、これ一冊で6歳くらいまでの子供への関わりが分かる本です。

 

非認知スキルでもある創造性を伸ばす取り組みについても分かりやすかったです。質問に対する正解と違うことを答えたとしても、瞬時に答えられたり、ユニークな答えこそが創造性がある証拠。なんだそうです。

飼育的に育てられると創造性はなくなってしまう…といった内容もあり。飼育的…少しドキッとする言葉ですが。親の関わり次第で創造性が育まれたり、逆に失われてしまったりするので、私たち大人は、もっと言動に気を付けないとですね。

ボリュームがあるので、何度か開いて確認しながら取り組みたい本です。

 

 

今後、読みたい本

 

ホイットマン詩集

 

世界最高の子育て