読書メモ「おさなごを発見せよ」羽仁もと子著
読みました。
おさなごを発見せよ
妊娠中に私の母からプレゼントされ、ひとつひとつの文章が長いので敬遠していた本です。
妊娠中は読んでも想像できず、イヤイヤ期まっただなかにいる時はじっくり読んでいる暇なんてなかったのですが、
今読んでみると、そうそう!そうなんです~と思うことばかり。
子どもの行動を言い表すには、ひとつひとつ説明できない、端的に表現できない、語弊が生じてしまう。。ということが多々あり、ブログを作成するにあたり、このあたりの未熟さを私は感じていたのですが、
羽仁さんは見事に、分かりやすく、読む人が勘違いを起こさないように配慮されて書かれているなぁと感じました。
普遍的な子供の姿・子育ての本質。
そして、現代では失ってしまいがちな細やかさ、正しい心を育てる必要性。
悪い性質が表れている場合は何かある。正しい道に直すのも家庭の役目。
道理を通す。例外についてもわかりやすく説明する。
子育てに行き詰まっている時におすすめです!
中庸。叱り過ぎも良くないし叱らなすぎも良くなくて、それぞれこうなってしまうよ。
意志が弱くて駄々をこねているのか、意思が強すぎてやりたいことを言っているのか、など。
言うことを聞いて大人しい子で果たして良いのか。
母親が道理を貫いてわかるように説明する。
などなど。
様々な場面でのこうすると良いよ~があり。
だいたい、私は子育てに行き詰っている時は、分かりやすくママもハッピーになれる方法や、叱らない子育て、みたいな本にすがったりするのですが…。私の場合、表面的に真似をしてもその場しのぎにしかならなくて。すーぐ忘れてリカ子にかわいそうなことをしてしまう…(+o+)
おさなごを発見せよ はそんな本質的な部分を教えてくれていると同時に、忙しさにかまけて忘れがちな、
正しい美しさ
これを思い出させてくれます。心が洗われるというか。
家庭内の空気が、きれいでありますように。
実を言うと、我が家の家計簿、
羽仁さん考案の家計簿を元にエクセルで作ったものです^^;
私の母は、毎年買って記入していたような記憶があります。