今、非認知能力について思うこと(5歳2カ月・年長)
身に付けるべき学習=反復練習は座学で、非認知能力は遊びや体験の中で鍛える
計算や正しく字をかけること、文章が読めることは、今後も反射的にしていかなくてはいけないものです。読み書き計算はやはり、基礎なので。
反復練習…娘のリカ子は5歳になったので、すればするほど身につきそうです。ようやく記憶が定着するようになってきました。
反復練習をするにあたって、同じことを何度もさせられたり、
同じレベルのことを何度もさせられたり、
失敗したら叱られたり、
ゴールがない、達成感が感じられなかったら
反復練習がつまらなくなって、やめてしまうでしょう。
一つの答えを出すことを繰り返すことで、答えのない問題に対処できない人になってしまったり、何に対しても答えを探そうとする人になってしまうかもしれません^^;早期教育の弊害ですね。
プリントでの学習をするのなら、実際の体験や、絵本での擬似体験もたっぷりしたいものです。
子どもは幸い、気に入ったものについて反復練習が好きで、その結果、出来た時の達成感を感じるようになっています。まるで伸びていくのが本能であるかのように。
リカ子がまだ乳児のころ、朝起きて赤ちゃんのリカ子をふと見やると、ひとりで寝返りの練習をしているところに何度も出くわしました。我が家では朝練と呼んでいました。
寝返りだけじゃなく、腰が据わる練習、ハイハイの練習を自らやっている様子に、子供の伸びる力を感じずにはいられなかった私。
きっと学習(学校での勉強に限らず)についてもそうであろうと思います。
私が変な苦手意識をリカ子に植えつけなければ…ですが><
なので、勉強ぎらいになるくらいなら、リビング学習はやめようと思います。
嫌いにならないように、嫌なストレスではなく、心地よいストレスになるように、工夫していけるのが、おうちならではだし、子供のことを一番よく知っている親だからこそできることかと思います(#^^#)
非認知能力はどう鍛える
逆に、最近よく耳にする非認知能力についてはどうでしょうか。
非認知能力=テストの点数では表せない能力のこと、だそうです。(意欲、創造力、忍耐力、自制心、コミュニケーション力、協調性…など)
わが家のことなのですが、テレビを見る、読み聞かせを聞く、与えられた課題をただする、などの受け身な姿勢では、バランスよく身に付かないでしょう。反省することも多々あります。
(以前からリカ子は読み聞かせが大好きで、かなり受け身!(^◇^;)テレビ等の映像よりは、読み聞かせの方がまだ文章理解力・想像力等を育てると思うので、出来るだけテレビは少なくしたいものです)
何でも良いので、
子どもの好きなこと(工作・虫・生き物など何でも。リカ子には手当たり次第に図鑑を見せたり体験に行って、徐々に好みが分かってきましたが)に熱中させて横から口を出さない、ということがいかに大切か…。
よそのお子さんと比べたり、親が焦ったりしないことも大切ですね。
非認知能力は、勉強とは違って点数で現れてこないので、
そもそも周りと比べて焦る必要がなく、
伸ばしやすい力なんじゃないか、
と、私はポジティブに受け止めています。(あの子はしっかりしているのにうちの子は…というのはあるかもしれませんが^^;私は親バカなので、しっかりしていないのも可愛いと思ってしまうのが本音です。そして、しっかりしている・していないも、その子の一面であって全てではないですし)
逆に、非認知能力とは何をどう伸ばせば良いのか分からない面もあるのですが…とにかく、人間力を伸ばすことを頑張れば良いのかな。要は、もし自分が企業の人事課にいたとして、この人だったら採りたいと思えるかどうかですよね。
その為には何事も経験、あとは人生を左右するほどの原体験があるか、影響を与える大人が近くにいるか、芸術に触れてきたか、などだと思います。ぼんやり生きていたのでは身につかないですよね(*_*;人にもまれたり苦労して創意工夫していかないと。
元々の持って生まれた気質・性格もあるので、個性も出やすく。。それともこの情報化社会、世間での認知度が上がってくるに従い、非認知能力すら画一化してしまうのでしょうか?(^◇^;)そして格差も出てくるのでしょうか…⤵︎
そうではないと信じて、
- 過保護にしない
- 子供の世界に立ち入らない
- ほどよく困る経験
- 大人に頼らない経験
- 要望がある場合、交渉させる
などなど。子供が自立に向かい、非認知能力が育つような環境を用意してあげたいものです。(私、非認知能力に限っては苦境の方が身に付くと思っています。かわいい子には旅をさせよの精神で。非認知能力高い+認知能力高いが最強かと)
リカ子には、雑草のようにたくましく、まさに私をほとほと困らせた2~3歳の頃の、あの粘り強さを武器に、すくすくと育ってほしいと思います。
コロナ下での非認知能力
緊急事態宣言による休業要請が、私の住んでいるところでも解除されつつあります。学校・幼稚園も再開予定。
多少のリスクはとっても学力や学習意欲への影響を考えると、対面授業はやめられないということでしょうか。
これからは、子供にも社会的マナーとしてニュースタンダードを身に付けることが求められそうですね。
5歳のリカ子はニュースを否が応でも見聞きしており、外出するときは必ずマスクをつけないと、息すらしてはいけないと思い込んでいます^^;それはそれで都合がよいのですが、幼稚園が始まるまでに正しくウィルスへの理解を深めたいです。
同時に、人が嫌がることをしない、という当たり前のことは、コロナ前と何ら変わらない価値観です。新しいマナーを守った上で、非認知能力をいかに伸ばせるか。
ずっと引きこもっていたので、リカ子はせっかく身につけつつあった交通ルールなども、変なところで抜けてしまっています。きっと友達関係でも何かありそうな予感。または幼稚園で我慢しすぎて家で爆発なのでは…(*_*;
個人的には、報道される感染者数は氷山の一角としか思えないし、反動ですぐに第二波が来そうな気もしますが、とりあえずの社会活動が再開できるのは、ありがたいことです。
まだまだ油断したくないという方は、周りに流されず、ひきこもって自主学習でも大丈夫かと思います!そしてその分、遊びや体験、コミュニケーションもめいっぱいして、非認知能力を鍛えてあげてください。
(我が家は未就学児なのでよく知らないのですが、小学校以上だと、親が自主的に欠席させるのは出席日数に響いてしまうのでしょうか…><)