非日常ほど記憶に残る、重曹と酢で二酸化炭素を発生させる実験(5歳2ヶ月・年長)
いつもの日常と違うことをした時ほど、記憶に残るので、楽しく過ごすほうが良いそうです。
もはや何が日常で何が非日常なのか、よく分からない最近ですが…(^^;;
子供っていつもと違うことをするのが好きですよね♫ワクワクするんでしょうね。
確かに私がよく記憶に残っているのも、非日常が多いです。(逆に、日常に限定すると、感覚的なこと…ものの質感だったり、好きだったおもちゃの細部。匂いと共に記憶したこと、などはつい最近のことのように思い出します)
我が家では、リカ子がわくわくキラキラしている時は、以前のことでもよく覚えています。
5歳になって、私の知らない記憶まで引っ張り出してきて話すようになりましたが。(幼稚園でスライムを作ったことなんて最近まで知らなかったよ…)
自粛生活、最初の方は非日常感あふれており、さらに私の不安や落ち込む気持ちもリカ子は感じていたのかもしれないですが(^◇^;、
最近では、毎日が当たり前のように過ぎていき…。若干、気のゆるみも出てきて、ネタも尽きてきて…
ワクワクすることを増やそう!
そしていつもと違うことをする時は、
出来るだけ叱らないでおこう!
ナス海底火山
とある日の取り組み。
ナス海底火山という実験
ナス繋がりで紙を紫色にして、家にある酸性・アルカリ性のものを使ってお絵かき。後日、ラディッシュでもしました)
手作りピザ
ベランピングらしきもの
ベランダでそろばん
YouTube視聴
家の中で鬼ごっこ
幼稚園から届いた工作セット
アクアビーズ
などをしました。この日は結構、頑張って沢山取り組みをしたので、せっかくなので記録記録。
リカ子はベランダで英語もするし図鑑を広げたりもします(^◇^;)もはやベランダに住んでる5歳児…。住んでいるところはまだそこまで暑くないですが、暑い日は水遊びをしたり。
たまに準備をするのが億劫な時があるけれど、準備さえしておけば一人でベランダに出て遊んでくれるので楽ちんです。
思いつく限りの取り組みを、やってもやっても時間が余りますし、リカ子のやる気スイッチをいつも手探りしている状況。
そんな中で、このナス海底火山という実験は、かなり楽しそうにしていました。
重曹とお酢で二酸化炭素を発生させる実験なのですが、我が家にある「キッチンおもしろ実験室」という本を参考にしました。
茄子の色素を使ったり、油を入れたりすると、海底火山のように容器の底の方から泡をぼこぼこ出します。
火山が好きな5歳児は、かなり興味深々な実験でした^^もちろん火山を知らなくても楽しめると思います。
リカ子「すごいね~ほんとに火山みたいだね~」
リカ子はニュース等で火山を見たことあるんだっけ?と思いながら…
「海底火山だから海の中の火山だよ。海の中で噴火する時は、熱い泡がブクブク出るんだよ」
という話をしました。噴火や地震は怖いし、起こってほしくないことナンバーワンだけど、太古から続く地球の躍動に思いを馳せる私。
私「地球も生きてるんだね~」しみじみ。
リ「えっ地球って生きてるの?!」
「あ~実際は地球は生き物ではないんだけど、今も活動しているから、生きているみたいだよね。」
^^;
まだ事実と比喩の区別がつかないのか、子供らしい反応。
「もし~だったら」という仮定は、日常生活でもよく使うようになりました。
後日、調べた所
酢酸 + 重曹
↓
酢酸ナトリウム+ 水 + 二酸化炭素
という反応が起こっていたようです。
酢酸ナトリウムは、pH調整剤や酸味料として使用されることがあるようです。そういえば食品表示で見かけることもあります。
茄子を入れたのは、ナスニンという色素の色の変化を見るため。
野菜等に含まれるアントシアニンなどの色素はpH(水素イオン濃度)により色が変わります。
酢酸は酸性、ナスニンは酸性でピンク色。
なので、重曹を多く入れいくと、最終的には深緑色になりました。
色素を取り出した後のナスは、洗って晩御飯の材料として使い切れるところも、この実験の良いところ(#^^#)